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2004年 10月 30日
人生にはどんなに逃げようとも、後あとになって必ず追いかけてきて、結局やらなくてはならないものがある。朝きちんと起きて顔を洗うところから始まり、学校の勉強や生活する為の仕事、税金を払ったり、新しい歯磨き粉をなくなる寸前までに買いにいったりと、必須項目は多い。ここで私は宣言する。どんなに逃げようとも決して逃れることのできないもののひとつ。それは、”数学”だ。
現在、生きていく為の仕事の一環として、数学はどうしても勉強しなくてはならない。当たり前だ。ビジネスで、お金を儲けるのに数字に弱くてどうやって利益を出すのだという話だ。それだけではない。最近のビジネスに欠かせないのはパソコンだ。パソコン操作というのは結構頭を使う。なんとかのひとつ覚えのように、やり方さえ覚えればできるものだが、Excelで表を作って、数字を入力するだけで答えが導きだせるよう公式を当てはめたり、会社のHPなどでリンクを作ったりするだけでも、この数学的考えは必要である。そして更に、仕事の段取りなどを要領よくこなすのだって、論理的に物事をとらえなければ時間の無駄使いをしてしまう。 私は数学が嫌いだ。何故か判らないが昔からだ。そろばんを習っても、暗算なんてしたくもなかったし、ひとつの公式に2つ以上解らないところ(x,y,aなど、、、)が出てくると、後はもう勘で問題を解いたし、妙な形の四角形や五角形の角度が解ろうが解るまいがどうでもよかったし、そもそも二次関数なんてすっかり忘れてしまったし、花子さんが徒歩で1km進むあいだに後から出発した次郎くんが自転車でどの地点で追い越すかなんて、花子さんがよほど大事な忘れ物をした時ぐらいしか使わないし、わざわざ追い越すのを見通した次郎くんの行動をみてヤな奴だと思ったし、この公式はきっと学者レベルの人が発明品を作る時にしか使わないよと思った。 だが、私の見通しは甘かった。私は数学から必死に逃げた。高校での専攻も文系だったし、大学も芸術系だったので数学は必要なかった。しかし、、、。実際就職したのは販売系の写真会社で、正社員だった私は売上の計算ばかりしていた。好きな写真やカメラを触れる時間はほとんどなく、店の運営にひたすら奔走する日々。書類作成と計算で、その時の人生の1/4位が費やされた。その時私は思った。私はもっと我慢して数学に向き合うべきだったと。この人間社会、数学から逃げて生き延びる道はないと。ようやく重い腰を上げた私だったが、まだまだ苦しい日々は続いた、、、。 To be continued.....:-)
by kumiserendip
| 2004-10-30 14:27
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