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2005年 01月 11日
無意識の中でも、好きな人の名前を呼んでいたり、大好きだった人と別れてしまい、その身を切るような辛さから自分の記憶を消してしまいたいと思ったことはあるだろうか・・・。
ようやくこのフィルムを観ることができそうだ。一見かなりアートっぽい編集をしているので、実験的な失敗作ではないかと不安であったが、どうやら評判はかなり良いようだ:-)こういうラブストーリーが堂々と評価されるのは本当にうれしい。やはり人の心が人を幸せにするのだ。 ストーリーは、とてもユニーク。バレンタインディ直前のある日、男は手紙を受け取る。それによると、喧嘩別れして仲直りしようとしていた恋人が、彼との思い出の記憶を全て消し去ったというもの。ショックを受けた彼は自分もその記憶を消そうと手術を受ける。一晩眠っている間に行われるその手術の中で見る様々な彼女との思い出。最初に見たのは最近の、喧嘩ばかりしている2人。でも、時間をさかのぼるに従って思い出されるのは、彼女との楽しかった忘れがたい素晴らしい思い出ばかり。とうとう最後の楽しかった思い出を消されようとした時、記憶の中の彼女は彼に問い掛ける。『絶対にまた私に会いに来て。そしたら、私もあなたのことを思い出すから。』手術後目覚めた彼は、彼女の居ない世界へと戻り何事もなかったように過ごす。そこで彼を待ち受けていたものは・・・。というもの。 監督はミシェル・ゴンドリー。”ヒューマンネイチュア”を監督して有名だが、もともとPVやCMを多数手がけている実力者。脚本はチャーリー・カウフマン。この人の脚本は常に話題になるようだ。”マルコヴィッチの穴”、”コンフェッション”、”アダプテーション”などどれも素晴らしい脚色と言われている。俳優陣も豪華。ジム・キャリーは相変わらず全身全霊をこめたような演技が伺えるが、私が好きなのはケイト・ウィンスレット。彼女は素晴らしい。今回のような変わったキャラクターを演じるのは難しかっただろうが、どう演技したかが楽しみだ。そして、今やすっかりスターになったイライジャ・ウッドとキルスティン・ダンスト。いつものイメージとは全く違う彼らがおかしくてかわいらしい。 まぁかわいらしい2人! あらあら やめなさいって!もう・・・:-) どんなにひどい別れ方をしたとしても、2人で過ごした素晴らしい時間を全て消し去るというのはどうなんだろう。失恋して、もう二度とその人のところへは戻れなくて忘れるしかなくても、楽しかった2人の思い出が自分を後押ししてくれることもあるのだ。どうかこの2人が、どんな形であれ幸せになりますように。 日本語サイト オフィシャルサイト 予告編別バージョン
by kumiserendip
| 2005-01-11 23:05
| 映画狂時代
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