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2004年 12月 08日
ウェス・アンダーソン監督といえば、”ロイヤルテネンバウムズ”でその才能が世界中に知れ渡った、今注目の監督だ。そしてついに新作がお目見えする様子。"The Life Aquatic"これはアメリカでまもなく公開されるらしく、日本では来年の春あたり公開とされているが、どうやらかなり期待が高まっているのが伺える。 この監督の魅力は、ちょっと風変わりな視点で物語が描かれていること、登場人物の人間関係が家族やクルーなど、こじんまりしているので感情移入しやすいこと、演出が非常に細かいこと、ちょっとおたくっぽい雰囲気が漂っていること、、。と勝手に私はそう思っている。”ロイヤルテネンバウムズ”の時はかなり限定されたシチュエーションの中で濃厚な人間関係が描かれていた。そしてかなりマニアックであった。このマニアックさが人気の秘訣かもしれない。ちなみにこれは自慢だが、私は以前この”ロイヤルテネンバウムズのロケーションになった家の向かいに住んでいた。つまりNYのコンベントアベニューに住んでいたのだ。はは。ちなみに家はバスルームとキッチンがシェアで、1人部屋で$450。しかし今はもうそのアパートは住めないかもしれない。家賃が安いのは、もちろんハーレムだから。(余談でした。) この映画のストーリーは詳しく伝えられていないが、どうやら海洋学者のスティーヴ・ズィス率いるクルーが引き起こす冒険とその感動の物語のようだ。予告編を見ると、クルーが船の上で何やら調査をしたり痴話げんかをしてみたり、楽しそうな雰囲気が伺える。よく見ると俳優陣も豪華な人ばかり。ビル・マーレー、オーウェン・ウィルソン、アンジェリカ・ヒューストン、ケート・ブランシェット、ウィレム・デフォーとくればかなり期待できそうだ。しかし、この人達前も”ロイヤルテネンバウムズ”で共演してたね。オーウェン・ウィルソンはかなり人脈が広いのか、仲間で映画をわいわい作るのが好きなのか、共演者とは再共演することが多い。例をあげると、ベン・スティラー、アンジェリカ・ヒューストン、ジャッキー・チェン、弟のルーク・ウィルソン、監督のウェス・アンダーソンなど。なんだかとても楽しそうでいいなぁ。こういうの、好きだな。なぁなぁになることもあるけど、好きな仲間と作品を作る、ということは人生を共にするということ。この作品がますます楽しみである。 Visit the website!
by kumiserendip
| 2004-12-08 06:01
| 映画狂時代
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