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2005年 01月 25日
ティム・バートンの記事を書いたところ、彼の人気が手伝って少し訪問者数が増えた。なので、彼のショートムービーのレビューもここに載せよう。
”ステインボーイ”。このアニメは知っている人はとっくに知っていると思うが、念のためここで紹介すると、この作品は彼の著書の”オイスターボーイの憂鬱な死”から出てきたキャラクターを使って、見た事もないような薄気味悪い街に存在する孤独なヒーロー、ステインボーイ(しみをつくってしまうお化けの男の子)の誕生と出来事を描いたたもの。 絵は水彩画タッチでシンプルに描かれており、どことなく消え入りそうな主人公、ステインボーイのつくる”しみ”のようににじんだ印象。なんとなく、ノートの隅に書いたスケッチのようで、でもとても計算されてデザインされた絵だとわかる。そして、ストーリーはひたすらおどろおどろしく、なんだかやるせなくなるような話ばかり。つまり、はっきり言ってしまうと、悪趣味である。しかし、どうゆうことだろう。なぜか怖いものみたさでこのストーリーを全て観てしまう。好き嫌いが分かれるムービーかもしれないが、デザインや構図・見せ方は非常に良くできているので、興味のある方はどうぞ。多分こういう感じのムービーが好きな方にはたまらない代物と思われる。 とってもかわいらしいキャラクター達。でも、こわい。しかし、ステインボーイの生い立ちはとてもかなしいもので、またひたすらに彼の育ての親の警部に従って街を救う彼の無欲な行動が、いたいけで抱きしめたくなる。ただひとつの救いは、彼は確かに彼の産みの母親に愛されているということだ。しかしそれも彼は知るまい。 このshockwaveのサイトには、他にもかわいらしいショートムービーが時々あるのでそちらから観てもらっても良いかもしれない。特に、”或る旅人の日記”は非常に素敵なストーリー展開がされており、またキャラクターも今までみたこともない想像の生き物が出てきたりと、アニメならではの楽しさが込められた良質のムービーであった。 #
by kumiserendip
| 2005-01-25 04:19
| 映画狂時代
2005年 01月 23日
今年は再びティム・バートンの年だ。なにせ、新作が2つも観られるなんて夢のようではないか。CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORYの方は、もうかなり前から話題になっているがCorpse Brideの方も目が離せない。こちらは”ナイト・メア・ビフォア・クリスマス”の時のように人形を作ってひとこまづつ撮影し、その静止画を連続させて作ったもの。いつも驚くが、この人の精神力というか映画に対する情熱は一体どこから来るのだろう?2年か1年に一本のペースで映画を作るなんてとてつもなく大変なはず。しかも、今回はストップ・モーションアニメ。つまり1秒間で24枚の静止画が必要とされるわけで(一応12こま位まで減らせるが)、それが約2時間として一体どれだけの時間をかけてひとこまひとこま人形を動かし、照明を変え、カメラアングルを決めたりするんだろうか。う~ん。くらくらしてくる。 で、Corpse Brideの方だが、もうサイトの方ではすでに公開までのカウントダウンが始まっている様子。写真もなんと80枚近く置いてある!(多い!)そして、ついに予告編が観られるようになった。ひと目観て思ったのが、この主人公誰かに似てる・・・。そう、あの”戦場のピアニスト”のエイドリアン・ブロディ にそっくりではないかい?(目のくぼみとか髪型とか体型が)ところが実際に声を聞くと、あのジョニー・デップだとわかる。(また共同制作である!)そして彼の恋人のヘレナ・ボトム・カーターももちろん登場人物のひとりを担当。そして、ナイト・メア・・・・で見かけたあのお化けのワンちゃんに似た犬らしき骨が登場。ハロー、また会えたね。 詳しいストーリーはまだ聞こえてこないが、どうやら1人の花婿に2人の花嫁ができてしまうらしい。そして、そのうちの1人は原題のとおり、すでにお亡くなりになっている方のよう。しかし、この死んだ花嫁、とっても元気なのか一途なのか、彼をただひとりの男と思い込み、追いかけてくるらしい。こわいなぁ。 ちょうどハロウィンの時期に公開予定だそうで、またビックイベント的に公開されるのだろうか。きっとこの映画のグッズもたくさん販売されるだろう。しかし何よりティム・バートンの細部にまでこだわりまくった演出とストーリーが好きで仕方がないのだ。そんな彼を尊敬して止まない。 #
by kumiserendip
| 2005-01-23 08:54
| 映画狂時代
2005年 01月 20日
以前ジェームズ・キャメロンがGUNMU(Battle Angel Arita)の製作に取り掛かったと書いたが、彼はもうすでに他のフィルムを完成させていた。Aliens Of The Deepというドキュメンタリーで、前作Goast of the Abisのような3Dのフィルムで、彼がNASAと協力して撮った海底や宇宙での出来事を撮り収めたものらしい。 どうやら実写とCGが混ざっている様子。CGの方はイメージとしてのカットが挿入されるということなのか、ちょっと物語が挿入されるのかまだ分からないが、そんなことより映像が素晴らしい!この美しさ。実際に彼らが潜って撮っているだけあって、説得力があって神秘的。ドキュメンタリーだが、彼らの視点で海の生物や海底の様子が見られるはず。何度も海での撮影に挑んでいる彼のフィルムだから安心して観られそうだ。この映画、日本での公開はいつなんでしょう。短期間でもいいからぜひ公開してほしい。しかし、問題はこのフィルムは3Dなので、IMAXシアターで上映するに違いない。ということは、東京でしか公開されないのだろうか。う~ん。それだけじゃもったいない!どうせなら、この機会に関西にもIMAXシアターを作ってほしいなぁ。 素晴らしい映像。特に右上の光る城のようなものにうっとりしてしまうだろう。”The Abis”の時も海のエイリアンとのふれあいを描きエイリアンの船を描いたが、今のCG技術だとこれほどまでに美しい映像が出来上がるのだ。あぁ観るのが楽しみで仕方がない。 #
by kumiserendip
| 2005-01-20 03:49
| 映画狂時代
2005年 01月 19日
Studio SOIというクリエイター集団。私は随分前から彼らのHPをブックマークに追加していたにも関わらず、すっかり忘れていて一度もきちんと見たことがなかった・・・。しかし。 今日ふと気になってこのHPを見て驚いた。彼らの作品が少しずつ見られるのだが、イラスト・2D・3D・実写と何でもこなせるらしく、またそのクオリティも素晴らしい。いくつかCMを手がけている様子で、これがとてもかわいらしく気に入っているのだが、それよりも気になったのが、ショートフィルム。”Wunderwerk"という作品を聞いたことがあるだろうか。日本では”かごの鳥”と訳されているが、とにかくその作品を私はずっと探していたのだ。この作品は、以前SIGGRAPHというショートフィルムのコンテストに入賞した作品である。 SIGGRAPHを知っている人は多いはずだが、ショートフィルム、特にアニメーションにおいての登竜門とされ、プロもアマもこのコンテストにノミネートされると非常に意味があると言われており、一種の実力の尺度となっている。去年3年分ほどのSIGGRAPH入賞作品集を借りることができ、たくさんのショートムービーを観たが、正直な感想はCGの技術はすざまじく圧倒されるのだが、ストーリーが面白い作品が少なかった。しかしこの”Wunderwerk"だけはずっと心に残っていた。せっかくなので、少し紹介しよう。 ”Wunderwerk"は2Dと3Dを混ぜて成り立っており、水彩画で描かれている。素人にはどこからが2Dでどこまでが3Dなんだかわからないが、調べたところ背景が3Dの動画になっているそう。あるHPではキャラクターが3Dだと書いていたり意見が様々でハッキリわからないが、おそらくシーンごとに違うのかもしれない。キャラクターを3Dで作って、出力する際に2Dのように見せられるし、キャラクターが走っている背後の風景なんかは3Dだろうと予測がつく。ストーリーは、孤独な科学者が機械仕掛けの鳥を作り上げ、その愛らしさと産みの苦労からとても可愛がるが、やがて空の仲間の存在に気付いた鳥が旅立つことを受け入れるまでの物語。こんなシンプルなストーリーで、たった9分程の短さなのに、感情移入してしまうのは、この作品の普遍的なテーマとキャラクターの性格、表情の豊かさが素晴らしいからだろう。それに音楽も非常にこの映画に合っている。う~ん。欠点なし!である。 このショートフィルムを手に入れたいが、日本ではほとんど出回っていない様子。いちおうドイツのショートフィルム関係のHPから購入できるみたいだが、なんせ言葉が読めないため理解不可能・・・。誰か手に入れ方を知っている方教えてください。一応Sutudio SOIのHPで少し観られるので興味のある方はそこへどうぞ。 #
by kumiserendip
| 2005-01-19 00:12
| 映画狂時代
2005年 01月 18日
やっと最近Maxを使う気になった。この3D Studio Maxというソフト、、、というか、3D作品を作り上げるのは、何度か正気を失わないと出来ない芸当ではないかと私は思っている。私は編集関係で就職を狙っているのでMaxを使いこなす必要なないが、編集というカテゴリーだけで就職を探すのは至難の業とか聞くので、、、。とにかくひとつでもまともに作品を仕上げねばどうにもならないので、やっと少しずつではあるが、手直しの作業を始めた。しかし、どう見てもつっこみどころ満載の映像で、つっこみだけで本が書けるのではないかと思うほどだ。とにかく自分にできることをやるしかないのだ。もうすぐAfter Effectsの本を買い、DVカメラもに入れるつもりなので、今のうちからちょっとずつやっつけていこうかな。 #
by kumiserendip
| 2005-01-18 06:51
| 映画狂時代
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